インバウンド前のホテル事情を振り返る

昨今の世の中は物価高やらインバウンドで、都内のホテルがやたら値上がりしてるのは周知の通りだと思いますが、私も最近は都内のホテルに全くと言っていいほど泊まってません。

 

少なくとも昨年あたりまでなら1万円あればとりあえずどこか泊まるところはあるという感じですが、今は1万円だとアパホテルすら厳しい印象です。

 

逆に外国人があまり来ない地方はまだ安いのでそのあたりは狙い目かもしれませんね。

 

ということで今回は最近のホテル代がどれくらい値上がったのか知ってほしく、ここ数年で私が泊まったホテルの料金を振り返っていこうと思います。

 

まずは都内ですが、インバウンドが復活する前は結構な頻度で泊まっていてその中でも印象に残ったのが、新宿にあるハイアットリージェンシー東京です。

 


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ここは言わずとしれた外資系のハイアットで、ビジネスマンなどの利用が多いところです。

で、私が泊まったのは2021年辺りなのですがそのときはいくらぐらいだったかと言うと、ラウンジアクセスと朝食がついた少しお高めの部屋で16,000円ほど。

 

ハイアットのポイントを使って宿泊したので、それを入れないともう少し高いですが驚愕的なお値段だと思います。

 

ホテルのラウンジとやらもここが人生初で、中に入ると英語で通話しながら仕事してる外国人がいて、この人は何者なのかと気になって仕方なかったです。当時は入国規制もかなり厳しかったので政府関係者とか企業の偉い人とかなんでしょうけど。

 

この年はオリンピックの無観客開催が急遽決まり、あまりにも宿泊業界の人が気の毒だったので2回泊まりましたw

ポピュリズムが極まってて、今思えば本当にひどい話です。

 

ちなみに、現在だと一番安い部屋でも一泊50,000円くらいはするので倍以上となってます。個人的な印象ですが外資系ホテルの中でもアメリカだけはインフレ率を反映してなのかダントツで値上がりしており、他のシンガポール系の系列だともう少しお安めな印象を受けます。

 

続いて紹介するホテルがハイアットハウス金沢で、こちらは2021年からほぼ毎年宿泊してる定宿みたいなところです。


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ここも例によってインバウンドが壊滅状態だった2021年は激安で、一泊12,000円ほどでしたが通常は有料となるハイアットセントリックの朝食が無料で付いてくるというとてもオトクな内容でした。(コロナ禍のときだけの限定です)


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内容はビュッフェの他に個別にオーダーするメニューもあって、普通に頼むと3,000円くらいはするらしいので実質1万円以下というわけですw

 

1万円だと今ではビジネスホテルすら厳しい世の中ですのでいかにオトクなのかが分かります。

 

ここでの思い出なんですけど、当時はどこに行っても首都圏民はバイ菌扱いされることが多く、一部の地方では嫌な目に遭ってもう二度と行かないと思ったくらいですが、金沢だけはそんなことは一切なくて朝食を食べてるときも笑顔で話しかけてきてくれてとても嬉しかったんですよね。

 

ホテル側もホテル側でせっかく接客の仕事を始めたのに、誰も来なくて人と話す時間すらないという世知辛い世の中だと思ってた節もあったんでしょう。

 

わたし的にも精神的に結構追い詰められた時期で、芸能人の方も結構自死されてしまったのでもう二度と経験したくない世界だと思ってます。安く旅行に行けたのは良かったですけど失ったものも多かったと思います。

 

ということで今回はここまで。当時は旅行に行ってるとはっきり言うことはできませんでしたが、今だからできるお話ということで数年の時を経てまとめてみました。