心の傷は時間が癒す?

久々の記事となります。

今回のテーマは心の傷は時間が癒してくれるか?というお話です。

 

パレスチナの件といい、世界情勢がやや不安定な感じで海外に行くのが少し怖いですが、最近見た動画で印象に残ったものが1つ。


www.youtube.com

 

イスラエルハマスに襲撃されたライブ会場でDJをしていた日本人の動画です。

といっても現地の様子などは撮影されていなかった(?)ようで、帰国後に何があったのかを語ってくれました。

 

要約すると、急にテロリストが発砲してきて、自動車で逃げるも弾丸がかすめて死を意識したこと。そしてガソリンスタンドの事務室に逃げて、イスラエル兵がテロリストをやっつけるまでそこで過ごし、避難場所に指定された住宅地に逃げ込んだまでの話。

 

この人は無事に逃げることができ、日本に帰国できましたが残念ながら道中で亡くなったり、連れ去られてしまった人がいたということです。

 

これは少しびっくりしたのですが避難場所では役割分担がしっかり決まっていて、おばあちゃんが食事を作ってくれたりしたそう。

これまで迫害され続けた民族ですから、きっとこういう事態に対する対処がしっかりと練られているのでしょう。

 

と、ここまでの話を語っていた彼ですが、動画を見ているとまだ声が少し震えているように見えますし、とてもショッキングな出来事だったと思います。

DJということもあり自宅にはスタジオがあってそこは静かな環境なのですが、今でもちょっとした物音に敏感になってしまい落ち着かないとのこと。

 

帰国してから病院に受診したそうですが、素人目から見てもPTSDになってしまったのは明らかです。

 

そして、タイトルに戻るとこういったトラウマは時間が癒してくれるか?ということです。

結論から言ってしまうとある程度解決してくれることはありますが、完全に癒してくれるということは決して無いということです。

 

私もPTSDとまでは診断されていませんが、これまでの人生を振り返るとまあまあひどい目に遭いました。

確かに時間が解決してくれたところもあるとは思いますが、そういった辛い記憶が消えてなくなることはありませんし、頭の中には残り続けます。何気ないことがきっかけでそれを思い出してしまうことはありますし、なかなか人に相談するというのもできないのが現状。

 

ある意味それって防衛本能的なところもありますし、それがおかしいというよりはむしろ体の反応としては正常ともいえます。

 

先ほどの動画の人も、物音に敏感になってしまったのは時間が経つにつれて良くなることはあっても、ちょっとしたことで今後フラッシュバックしてしまうことは十分考えられます。
例えば夏になると花火大会の音で銃声を思い出してしまうことはあるかもしれません。

 

確かに辛い経験が人生の糧になることもありますが、あまりにひどいケースは投薬治療やカウンセリングなど適切な治療は受けるべきですね。

 

ジャニーズの件もそうですが、男性側の被害者の支援っていうのはまだまだ進んでおらず、こういったトラウマやPTSDに理解のない病院も結構あるので、それがもう少し改善される世の中になればよいかと思います。今回はここまで。

 

明日も平穏な1日が過ごせますように。

 

初海外でライドシェアを使ってみた感想

最近、Twitter…じゃなくてXでやたらライドシェアについてツイートしてるのですが、ただのイキりと思われそうなので少しこちらで弁明しておきたいと思います。

 

まず、日本の現状ですがUberなどの配車アプリ自体は使えるものの、本当のシェアリングエコノミーにはなっておらず、個人タクシーやハイヤーを配車できるだけとなっています。

 

僕の場合は日本国内と海外の両方でUberを使ったことがありますが、本当に別のアプリと言っても過言ではないくらいに使い勝手が違います。 

 

そもそも日本でUberを使おうとしても台数が少なすぎて、港区などのごく一部の地域を除いてまともに利用できない状態です。

 

それもそのはず、個人タクシーは10年以上タクシー会社で勤務しないと開業できないという意味の分からない規制があるからなのですよね。

 

そして僕は4年前に台湾に行ったわけですが、現地での移動は地下鉄よりUberを使ってました。空港から市街地まで乗っても3,000円くらいでしたし、車両も日本とは比較にならないくらい新しいです。

 

台北に着いた初日ですが、飛行機は謎のゴーアラウンドと入国審査待ちの大行列で想定してたより1〜2時間は遅れてしまい、時間は既に21時とか22時辺り。

 

この時間に地下鉄を乗ったり外を歩くのは危険だと思い、Uberでタクシーを呼ぶことにしました。

ちなみに到着ロビーでタクシーに乗らないかと声をかけられましたが、あれはおそらくぼったくりだろうと思いスルーです。海外あるあるなのかな?(笑)

 

到着ロビーを出た車寄せのところに番号が振ってあるので、それを入力してタクシーを待ちます。

タクシーが来たのはほんの1,2分後。車両はトヨタのアルティス(日本では未発売)で、市街地まで1時間弱の乗車でしたが、足元は広いしセダンということもあって乗り心地も良かったです。

 

僕はまともに中国語のフレーズも覚えてなかったし、ニーハオと謝謝くらいしか話せなかったんですけど、何の不自由もなく目的地に着けて、ボッタクリにも遭わないってテクノロジーの力はすごいなと感心したものです。

 

日本のタクシーは未だに年式が古いクラウンコンフォートとか走ってますけど、あれはただボロいだけでなく設計が古いので、衝突安全性が極めて低い危険な車両なんですよね。業界の人たちは絶対に触れたくない話でしょうけど。

 

台北では黄色い普通のタクシーですら、当時発売されて間もない新型のRAV4とかがそこら中で走っていて、軽いカルチャーショックを受けました。日本は先進国でアジアでは一番だと思い込んでましたけど、少なくともタクシーの車両は日本よりも車格が上で新しいんですよね。

 

結局、こうなってしまったのも日本の国力が落ちたというよりは、社会制度の歪みで利用者が不便を強いられているという話ですね。

近所のタクシー乗り場もここ最近は行列がひどくて、特にイベントとかもなく雨が降っているわけでもないのに10人くらいは並んでたりします。

 

利用者の利便性と安全を守るための規制なはずですが、いつの間にかそれは業界の利権を守るためになってしまいました。

 

この手の話をするとき、メディアに出て反対する人はどこを見て発言してるのか?とか、本当に守りたいのは利用者なのか、それとも一部の業界団体なのか?というところを理解したうえでニュースを見ると良いかと思います。

 

というか、海外に渡航経験があって実際に現地でライドシェア使ったことある人って、多分日本人の1割もいないんじゃないですかね。

日本人ってやたらハワイが好きですけど、もう少し東南アジアにも目を向けて、アジアでの日本の立ち位置みたいなのを知るともっと視野が広がるのになと思います。

 

あくまでも僕個人の意見ですので、じっくりと考える機会が作られることを願いこの記事を書きました。

 

おしまい。

私がハイアットに宿泊するまで

今回は私がこれまで旅行で宿泊してきたホテルについて少し。

 

コロナ禍でインバウンドが壊滅状態になったとき、高級ホテルの宿泊料金が恐ろしいくらい値下がりしたのは記憶に新しいですが、それを利用して私も外資系ブランドのホテルにいくつか宿泊しました。

 

この数年でヒルトン、オークウッド、ハイアットと比較的有名な3ブランドは制覇しましたが、その中でも私が個人的に思い出に残るのがハイアットです。

 

これはまだ私が20歳を過ぎたばかりのときまで遡ります。

当時、新宿区や港区あたりをふらふらしてることが多かったのですが、その時たまたま仕事で西新宿のパークハイアットに行く機会がありました。

 

外資系の高級ホテルなんて泊まったこともないし、せいぜいプリンスホテルのコテージくらいしか泊まったことがない私にとって、5つ星ホテルのパークハイアットはまさに異世界でした。

 

エレベーターを降り高層階にあるホテルロビーに着きましたが、何から何までこれまで泊まってきたビジネスホテルとは訳が違います。

 

お手洗いに行くと普通のホテルでは紙タオルなのに、パークハイアットはフカフカで真っ白な布タオルを使い捨てで使うという超贅沢仕様。

 

また、スタッフの方の対応も流石一流ホテルといった感じで、宿泊客でもない私に親切に対応してくださったのがとても印象的でした。

 

それ以来、僕はある目標を掲げました。

いつかハイアットに泊まってやると。

 

大して仕事もしてないし、お金もない私には高嶺の花でしかありません。

しかし、コロナ禍という社会情勢の中、宿泊客は激減でなんとしても宿泊客を確保したいホテル側は様々な施策を打ち出しました。

 

そんな中で見つけたのが、パークハイアットアフタヌーンティーでこちらはお一人様もウェルカムという内容で、お値段はたったの2000円ちょっと。

いきなり宿泊はちょっと…と思った私は、まずそのアフタヌーンティーを誕生日に予約しました。

 


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ご丁寧に記念写真まで撮ってもらいましたよ。流石にここには載せませんけどw

 

え?誕生日に1人でパークハイアットアフタヌーンティー?ププッwと思いましました?

だって平日で誘う相手もいないし、誘ったら感染拡大してるのにけしからんとか言われそうじゃないですか。

 

 まあ、その2年後にフォロワーさんと違うホテルでアフタヌーンティー行けたからいいんですよ。ええ。

 

アフタヌーンティーですっかりハイアットの養分と化してしまった私は、どうにかしてハイアットに泊まろうと模索します。コロナ禍とはいえ、パークハイアットは1泊5万円を超えてしまいます。

 

どこか安いハイアットはないのか?見つけました。

 

そう、金沢のハイアットです。2020年に金沢駅前に開業したハイアットですが、外国人観光客が来るには最悪のタイミングとも言える開業で、宿泊客は皆無。そんな事もあってお値段は1泊1万円ちょっとという信じられない料金です。



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ちなみにこれ、5000円くらいする朝食ビュッフェが付いた料金ですからね。実質タダです。今はやってないみたいですけど。

 

宿泊客が皆無で暇なのかスタッフの方もめっちゃフレンドリーに話しかけてくれます。そりゃ開業したばかりなのに人が来なかったら、いくら仕事といえど寂しくなるんでしょう。

なかなか息苦しい世の中でしたが、マスク越しでも伝わるスタッフの方の笑顔と温もりに私は救われました。

 

それからというもの、私は時間を見つけてはハイアットに泊まるようになりました。

唐突にオリンピックの無観客開催が決まった2021年はあまりにも宿泊業界が気の毒だと感じたので、新宿のハイアットリージェンシーに泊まりました。

 

このとき、私は溜まったポイントを使って初めてホテルのラウンジとやらに。明らかに浮いてましたが、知的好奇心が旺盛な私にとって新しい世界を知ることができるいい機会です。


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中には明らかに上級国民オーラがある外国人様がいましたが、一体どんなお仕事で来てたんでしょうか…まだまだ知らない世界がこの星にはたくさんありそうです。

 

そんな感じで今回の記事はここまで。

ちなみにインバウンドは復活気味ですが、金沢はまだまだ知名度が低いのか東京とか大阪に比べると、ホテルの値段もまだお安いです。行くなら今のうちに。

 

 

 

 

男らしさと自分の価値

僕のことを長年フォローしている人は分かると思うけど、自分は男らしさとは対極の位置にいる存在。

 

すぐ泣くし病むし、趣味は保護猫カフェ通いで、エスニック料理を家で作る女々しさを体現したような感じ。

ここまで書くとゲイ疑惑が出てきそうですが、そんなことはありません。本当です。

 

ですが、自分では男らしさがないなという自覚はあるし、自分の価値とは果たして?と思うことも多々あります。

何ヶ月か前に女友達に言われた一言で未だに気にしていることがあります。

 

〇〇さん(僕の本名)って男として認識されてないよねwと言われたこと。

そもそもこんな一言を何ヶ月も引きずっている時点で女々しいですし、向こうもそこまで深い意味は無く言ったのだと思います。

 

決して悪い意味ではなく、同性のように気兼ねなく話せるから、話しやすいという意味があったのだとは思うけど、自分って男として魅力がないんだなと落ち込んでしまったのは事実。

 

話すと長くなるので深くは触れませんが、僕は男性に対してやや苦手意識を持っているので、無意識に自分を男らしさから遠ざけようとしている側面もあるのかもしれません。

 

でも、僕が女々しいことで生きづらさを感じたことがあるか?というと実はそうでもなく、大人になってからはそういうのも承知で仲良くしてくれる人がいることを知りました。

 

最近見たツイートで印象的だったのが、アメリカでは猫好きの男は女々しいと思われてバカにされる風潮があるとのこと。

https://anond.hatelabo.jp/20230805193027

 

自分の通ってる保護猫カフェは圧倒的に女性客が多いですけど、それで白い目で見られたことはないし、周りからバカにされることなんて一度もなかったと記憶してます。

 

結局、日本は同調圧力が強いっていうのは思い込みで、諸外国も普通にあるんでしょうね。

 

で、結局何が言いたかったのか自分でも分からなくなりましたが、別に男の人でも弱音を吐いたり、辛いときは辛いって言える社会のほうがいいんじゃないのと自分は思います。

 

不特定多数の人に言うのはアレなので、信頼できるパートナーとか友人とかになりますが。

 

もちろん、強ければ強いに越したことは無いですけど、一見強そうに見える人でも1人で抱えてる悩みだとか不安ってかならずあると思うんですよね。そういう人が抱えてる闇のほうが実は深かったり。

 

自殺率に関しては男性の方が圧倒的に高いですし、もう少し弱音を吐けるような社会になってもいいんじゃないかなと個人的には思いました。

 

 

 

 

 

 

夏休みと水の事故

曜日感覚が無さすぎて、この前なんかやたら高速道路が混んでると思ったら三連休だったらしいです。

暑くてやる気でないからしばらく旅行には行けませんが。

 

ということで、夏休みの過ごし方について少し。

 

実は私、生まれてから今まで海水浴とか川遊びをしたことが一度もありません。

友達がいないからだろ?というツッコミをしたそこのあなた。確かにそれもありますが、それ以外にも理由が。

 

そもそも家族でも海水浴したことがないし、川遊びなるものも一度もしたことがありません。海とかが川に来ても眺めるだけで、入ったりなんてことは絶対にありませんでした。つまんない人生とか思われそうですが。

 

これは父親の職業が影響していて、警察や消防の人に知り合いが多い父親は、海水浴とか川遊びは絶対にやらないと決めていたようです。

そういう人から事故の話とかは嫌でも耳にしますからね。

おそらく同業者の親を持つ人たちは似たような感じじゃないかな?

 

ちなみに同じような理由で車を買う話をしても、軽自動車だけは絶対にやめなさいと言われます。

子供の頃はいちいちうるさい親だなと内心うんざりしていましたが、大人になると親の気持ちも少しは分かりますね。

 

そんなわけで夏休みの思い出と言っても、一泊二日とか二泊三日で家族で軽井沢に出かけてたくらいですかね。父親の福利厚生で貸別荘みたいなとこに泊まったりもしてましたが、世間様の目が厳しくなったのかそれも無くなってしまいました。一時期はすごくバッシングされていた時期もありましたし。

 

あとはプリンスホテルのコテージとかも泊まったことありましたね。Twitter上では上級国民を自称しておりますが、実際はごくごく普通の家庭なので海外は大人になるまで行ったことなかったです。

 

夏休みにハワイとか行ってる人は、世帯年収いくらくらいなんでしょう?自分なら東南アジアに行ったほうが安上がりだしご飯も美味しいと思うんですけどね。

 

最近は暑くてすっかり旅行したい欲がどこかに消えてしまったので、飛行機に乗るのは9月とか10月くらいかな。

また、フォロワーさんに会える機会があると嬉しいです。

 

ここ数年の旅行先

ブログではお久しぶりとなりますね。

以前はnemlogで書いてましたが、サービスが終了してしまうということで陰キャらしく、はてなブログでたまに記事でも書こうかなと。

 

初回は何が良いかなと思いましたが、まずは趣味の旅行についてでも。

 

社会情勢的にこの数年は色々とありましたが、旅行に関してはほぼいつも通りといった感じの過ごし方でした。コロナ禍なのにけしからんとか言われそうですが、それについて話すと長くなるのでここでは割愛。

 

この2,3年で一番行った旅行先はダントツで金沢となりました。3回くらいは行ったかな?

 

金沢の良さとしては関西との繋がりが強いこともあり、町並みや雰囲気もどこか京都っぽい印象を最初は受けました。京都と比較すると街がコンパクトで坂が少なく、短期間の滞在でも十分観光できるのが良いところです。兼六園なんて金沢駅から歩いて行けますし。

 

北陸新幹線は開通したものの、観光地としてはまだ知名度もそこまで高くないおかげか、京都と比較してもホテル代もそこまで高くないので割りとオススメです。1万円ちょっと出せば十分すぎるくらい選択肢があります。

 

お寿司も東京と比較すると驚異的なくらい安く、味も信じられないくらいのクオリティです。正直、これだけで交通費はペイできたような感じですね。

これ、外国人はまだそこまで金沢の魅力を知らないからこの安さなんだろうけど、見つかってほしくないのであまりメディアでは取り上げないでほしいですw

 

割りとこじんまりとした街ですが、駅前にはハイアットが2軒あるので、上質なおもてなしをお手頃価格で味わえます。セントリックのほうが上級ですが、ハイアットハウスのほうがカジュアルで気兼ねなく利用できるので僕はそちらがメイン。

というか僕の場合はここに泊まるのが主目的と言っても過言ではありません。

 


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何気に以前はハイアットの上級会員(と言っても一番下のランクですが)だったので、ウェルカムドリンクとかラウンジとか色々サービスしてもらいましたけど、大人になってからこういう世界を堪能できるようになったのも小さな幸せですね。

ということで少し短いですが、今回の旅行記事はここまで。

国内旅行もぶっちゃけ飽きてきたので本当は某国に行きたいんですけどね。いつになることやら。。